にせもののとくべつ
したくてしていること、じゃないことをやめていく。
今年はそんな夏でした。
といってもまだまだ暑くて、秋感がないんだけど。
占いももうほんとうはやめちゃいたいんです。
知らないところでイベント出展の話が進んでいたから、まあ最後にやってもいいか、というてきとう具合です。
ペンデュラムはまじめに作ってるので、もうペンデュラム屋さんになってしまいたい。
占いをやめたいのは、トラウマにいちばん近い場所だから。
もう、お説教とか、余計なお世話とか、受けたくないんです。
自分の人生に口出しされるのは、疲れるから。
だから、ひとにもなるべくしたくない。
なんだろな。
人生も折り返しになると、他人にとやかく言いたくなるもんなのかな。
わたしはまだそこじゃないからわからないな。
でも、気をつけないといけないなって思います。
自分がされて嫌なことは、ひとにもしない。
自分がされてもいいことも、ひとが嫌がったらしない。
ブルスカもしばらく静かに楽しんでいたんですけど、なんだかやっぱり、渦巻く情報や個人のつぶやきにぐるぐるしてしまって。
フォロイーが増えれば増えるほど、意図せず流れ込むネガティブなことばも増えてだめですね。
なるべくこころを揺らしたくないので、しばらくおやすみして、それでもだめだったらまたアカウントを削除しようと考えてます。
SNS、何度もチャレンジしてはやめてなので、そろそろあきらめたい。
どうやらわたしの人生は、大半が『ひとから言われて決めたこと』でできていたらしい、
とここ数年でやっと気づいて、どんどん修正をかけていってます。
占いが天職とか、すごい能力とオーラを持っているとか言われて、20代のわたしはまんまと浮き足立っていたわけですが(そもそもすごい能力って何だよ)、
そういうひとは誰にでも同じことを言ってるってわかってからは、「なーんだ」って感じです。
とくべつなことばに胸がときめく。
とくべつな自分になれるかも、とあこがれやすい。
そういうひとをたくさん集めて、とくべつな頂点にいるわたし!をやりたいひとも世の中にはいっぱいいて、
だからとくべつって、実はそんなにとくべつじゃなかったりする。
ふつうの人生こそ、とくべつなのに。
わたしたちはとくべつを求めてもがく生き物。
ほの暗さとあたたかさが同居しているこの日々が、いったいどんなにとくべつか。
無理に光で照らしたり、満たそうとしなくたっていいのに。
知らないから、求めてしまう。にせもののとくべつを。
なんてね。
ただのぼやきです。